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トロントの治安は悪い?シェアハウス探しにオススメの地域を解説

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トロントへ留学する時、やはり気になるのが現地の治安です。

「トロントは安全だと聞いたけど、危険な場所は本当にないの?」

「これから現地でシェアハウスを探すけど、オススメのエリアはないの?」など、気になる方も多いのではないでしょうか。

リョウ

留学前、私も治安については正直かなり不安でした。

「トロントは安全と聞いたから」と油断していると、危険な目に遭ってしまうかもしれません。

せっかくの留学生活、安全に楽しく過ごしたいですよね。そのためにはカナダの治安について事前に詳しく知っておくことが重要です。

そこで今回は、実際にカナダ・トロントで生活している現役留学生の私が、現地の治安やシェアハウス探しにオススメの地域について解説していきます!

具体的なシェアハウスの探し方はこちらの記事からどうぞ。

目次

トロントについて

トロントはカナダ・オンタリオ州の中でも最大の都市で、留学先としても人気の高いことで有名です。

海外からの移民を積極的に受け入れていることから、別名モザイクシティとも呼ばれることも。

経済の街としても有名で、カナダ国内企業の本社や他国の企業も数多く見られます。

トロントの中心地ダウンタウンには高層ビルが並び、いつも多くの人で賑わう場所です。

トロント内における日本人の比率は全体に対しておよそ1%ほどで、同じくカナダで有名な都市であるバンクーバーよりもやや少なくなっています。

リョウ

街中で日本人を見かけることは少ない印象ですね

また世界的に有名な『ナイアガラの滝』や、アメリカのニューヨークにも近いため、留学と同時に観光を楽しむことも可能です。

世界的に見たトロントの治安

気になる治安ですが、結論トロントは他国と比べても治安の良い国です。

2019年のある調査では、『世界の都市安全ランキング』でトロントは第6位にランクインしており、それ以降もランキングで常に上位をキープしています。

リョウ

これだけ発展していて治安が良いのは珍しいでしょう

ただし治安が良いとはいえ、日本と同じようにはいきません。

カナダの犯罪発生率は日本のおよそ8倍と言われているため、トロントは治安は良いものの、日本と比べると絶対に安全とは言えないでしょう。

実際に、私が以前住んでいたシェアハウスの近くで発砲事件がありました。

カナダは銃の所持が厳しく制限されていますが、ごく稀にこういった事件も発生します。

そのため、自分でも身を守るための行動を取らなければなりません。

具体的な注意点は記事の後半で紹介していますので、そちらも是非ご覧ください。

トロントのエリア

トロントは大きく分けて6つのエリアで構成されており、今回はその中でもメインとなる4つのエリアをご紹介していきます。

今回、各エリアはトロントで生活すれば必ず目にする『TTC(Toronto Transit Commission:トロントの公共交通機関)』の地下鉄の路線図を使って紹介していきます。

通う予定の学校や住みたい街など、ご自身の生活スタイルに合わせながら見てみてくださいね。

ダウンタウン

TTC公式サイトより引用

まずはトロントの中心地、ダウンタウンです。

ここは『イーストヨーク』という地区に分類され、地下鉄ではBloor-Yonge駅からUnion駅、そしてSt George駅を結んだU字のエリアがダウンタウンにあたります。

ダウンタウンの一部 Dundas Square

トロントの象徴でもあるCNタワーや世界でも名高いトロント大学、またカナダ最大級のショッピングモールであるイートンセンターなどがあります。

高層ビルが立ち並ぶビジネス街は、アメリカの街並みと似ているとも言われているため、北米の雰囲気を感じたい方に訪れてほしいエリアです。

スカボロ

TTC公式サイトより引用

スカボロはトロントの東側に位置するエリアで、地下鉄で言うとKennedy駅などのブルーライン周辺にあたります。

トロントの東部の中では最大級の商業施設であるスカボロタウンセンターがあるほか、日本の食材やレストランが集まっているJ-Townという日本人街があります。

Scarborough Bluffs

また、白い崖が特徴のScarborough Bluffsもオススメ。

ダウンタウンからは距離があり、街の雰囲気としてはかなり田舎になるので、ゆったりとした雰囲気が好きな方に人気のエリアです。

ノースヨーク

TTC公式サイトより引用

ノースヨークはトロントの北部に位置するエリアで、別名アップタウンとも呼ばれています。

地下鉄の駅で言うとSheppard-Yonge駅やFinch駅の周辺です。

この辺りは現在も開発が進んでおり、トロントの中では比較的新しい地域となります。

Sheppard Centreという大きなショッピングセンターがあるほか、アジア人が多く住んでいる地域でもあるため、アジア系のお店も多く並んでいます。

North Yorkのビル群

都市としてもかなり発展しており、また自然も豊かなエリアのため、オススメできるエリアの1つです。

エトビコ

TTC公式サイトより引用

トロントの西側に当たる地域で、地下鉄のHigh Park駅からKipling駅周辺がこのエリアにあたります。

このエリアは公園が多く、特にオンタリオ湖の近くにあるHumber Bay Parkは景色を見ながらのんびりするのにうってつけの場所です。

Humber Bay Park

またJames Gardensという公園は現地の方にも人気のスポットです。自然を感じたい方にオススメのエリアと言えるでしょう。

シェアハウス探しで避けるべき地域・オススメの地域

さて、ここからはいよいよ本題です。

トロントでのシェアハウス探しでオススメの地域についてご紹介していきます。

住むには避けた方が良い危険な地域もあるので、そちらも合わせて紹介していきますね。

シェアハウス探しでオススメの地域

North York(ノースヨーク)

シェアハウス探しでオススメの地域1つ目はNorth Yorkエリアです。

地下鉄イエローラインのFinch駅、North York駅、Sheppard Yonge駅付近が上記エリアに該当します。

エリアの解説でお話ししたように、このあたりはアジア系のお店も多く日本人も住みやすいことで有名です。

治安も比較的良いため、初めてのシェアハウス選びにはピッタリの地域と言えるでしょう。

ダウンタウンからも地下鉄を利用して30分とアクセスも良いため、留学生に人気のエリアです。

唯一デメリットとして、週末の交通はやや不便です
週末のお昼間にFinch駅〜Eglinton駅で地下鉄の工事が行われることがあり、その際はこの区間の地下鉄が利用できません。
シャトルバスが出ていますが多くの人で混み合うので、土日にダウンタウンへ出かける方は注意しましょう。

St Clair West(セントクレアウェスト)

個人的にオススメなのが、このSt Clair West(セントクレアウェスト)駅付近のエリアです。

街の雰囲気は比較的落ち着いており、また近くに高級住宅街があるなど、治安は申し分ありません。

おしゃれなカフェやお店も並んでいるため、週末はコーヒーを片手に外でのんびりするのも良いです。

ダウンタウンへのアクセスも電車でおよそ20分と非常に良く、大きな公園もあるためオススメできるエリアです。

リョウ

近くにはCasa Loma(カサロマ)という観光スポットも。トロントに来たら一度は訪れたい場所なので、ぜひ覗いてみてはいかがでしょうか!

シェアハウス探しで避けるべき地域

Jane & Finch(ジェーン&フィンチ)

Jane & Finchは地下鉄の駅で言うと、南北を走るイエローラインのYork University駅やPioneer Village駅付近のエリアになります。

トロント内で1番治安の悪いエリアとして現地の方からも有名で、ギャング間での抗争や銃撃事件などが発生しています。

リョウ

現地の方は昼間ですら近づくのを避けるそうです

治安の悪さからシェアハウス等の家賃は安い傾向にありますが、ご自身を守るためにも避けた方が良いでしょう。

Sherbourne(シェボーン)

トロントのダウンタウンからも近いSherbourne駅付近のエリアも、あまり治安の良い場所ではありません。

大きな通りはダウンタウンから近いこともあり、一見そこまで治安が悪くないように見えますが、このエリアは危険ドラッグの取引や使用が頻繁に行われています。

またホームレスの方も多く住んでおり、公園内にはテントが多数張られているなど、個人的にオススメはできません。

ダウンタウンに近いため、間違って近づいてしまわないように注意しましょう。

リョウ

過去この付近のシェアハウスを検討していたのですが、トロントに長く住む日本人の方にもやめた方がいいと勧められました。

いづれの場所も最終的にはご自身の判断になりますが、住む上でのリスクは必ず把握した上で選ぶと良いでしょう。

安全に暮らすために注意すること

これまでに書いてきたように、トロントは世界的に見て治安の良い都市とはいえ、日本ほど安全ではありません。

シェアハウスを選ぶ際、また生活する上で注意することを下記にまとめていますので、それぞれを確認して楽しく安全な海外生活を送りましょう!

シェアハウス周辺に危険なエリアがないか調べる

トロントでは、少し道を外れると治安が悪いエリアへ入ってしまうと言うことがよくあります。

シェアハウス探しの際は、付近に危険なエリアがないかも合わせて確認しましょう。

夜遅くに出歩かない

夜の犯罪発生率は昼間と比べ、かなり高くなります。極力1人で夜中に出歩かないようにしましょう。

可能な限り大きな通りを利用する

道の狭い路地や人目につかない通りの利用は避け、人通りの多い道を選ぶようにしましょう。

荷物は常に携帯し、目を離さない

トロント内で起こる犯罪のうち、特に置き引きやスリは非常に多いです。

お手洗いなどで席を外す時にも、貴重品は常に身につけるようにしましょう。

リョウ

トロント警察の公式サイトから、各エリアの犯罪件数を調べることも可能です。気になる方はご自身でも調べてみると良いでしょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はカナダ・トロントでシェアハウス探しにオススメの地域、避けるべき地域についてご紹介していきました。

カナダは非常に治安の良い国ですが、一方で危険なエリアも存在します。

初めての海外生活を安全に楽しく過ごすためにも、事前にトロントの各エリアについて、詳しく把握しておくことが大切です。

この記事を読むことで、皆さんが安全に生活できる手助けができれば幸いです。

具体的なシェアハウスの探し方については、こちらの記事でご紹介しているので是非のぞいてみてください。

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